自転車レーンと自転車用信号さえあれば、信号のタイミング制御を変えるだけで、特別な費用も発生しません。これだけで都市交通としての自転車の輸送能力が上がります。通勤時間帯のクルマは、どうせラッシュで渋滞が避けられませんから、自転車を優先的に走行させるのは、きわめて合理的な判断と言えるでしょう。
ヨーロッパの自転車先進都市では、郊外と都市を自転車専用道で結び、都市部の自転車レーンを整備して終わりではないのです。さらにその先、専用道を優先道に格上げし、自転車レーンには優先通行システムを取り入れ、自転車の利用がさらに魅力的になるよう、高速化などの質的充実も進めているのです。
日本では、自転車は歩道だ車道だと言っている段階ですが、一部のヨーロッパではその先を行っています。インターネットに例えれば、欧米の都市では専用回線が完備され、更にブロードバンド化を進めているのに対し、日本ではブロードバンドどころか、インターネット環境が必要かでもめているようなものです。
自転車で劣ってる分、インターネットで勝ってるのか
自転車で劣ってる分、インターネットで勝ってるのか